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「栽培うまくいくか不安…」
「味に差が出る芋を育てたい」
そんな想いを持ってさつま芋の苗の仕入れ先を検討されている方に、
ぜひ知っていただきたいのが、私たち椎名農園の苗です。
私たちは千葉県香取市にある農園として、さつま芋苗を専門に販売しています。
この記事では、なぜ椎名農園の「苗」が選ばれているのか、その理由を3つの視点からご紹介します。
✅ 1. 品種の幅と質で“売れる芋”が育つ🍠✨🌸
🔹焼き芋・スイーツ向けの品種を苗で販売
椎名農園が販売しているのは、さつま芋の「苗」です。
この苗から育つ品種は、いずれも高糖度・見た目・食感に優れており、
直売所や飲食事業者が扱いやすい「売れる芋」が育ちます。
主な品種はこちら:
これらはすべて、苗として販売されているラインナップであり、
栽培した後の使い方(直売、加工、贈答など)に応じて選べることが、仕入れ先としての強みです。
🔹育てる目的に合わせて品種を選べる
椎名農園の苗は、ホクホク系からしっとり系、紫芋・白色系の特性を持つ品種も含まれており、販売ターゲットや栽培地域のニーズに合わせて品種選択が可能です。
つまり、差別化された商品づくりに直結する苗選びができるという点で、個人農家やスイーツ事業者にも適しています。
✅ 2. 環境と技術が育てる“丈夫な苗”🌱⛰️🧲
🔹外気温と水分量を調整した苗づくり
さつま芋の苗づくりにおいては、環境条件の安定がとても重要です。
椎名農園では、室内温度の調整と水分量の管理を行いながら、
苗の健全な育成を支えています。
過不足のない水分と、適切な温度を保つことで、苗が安定して育ち、定植後もスムーズに活着しやすい状態で出荷しています。
🔹土地の特性を最大限に活かした育苗
椎名農園がある千葉県香取市は、さつま芋の苗づくりに適した斜面地・寒暖差・水はけの良い土壌を備えています。
また、気候や天候の変化にも配慮しながら、安定した品質の苗づくりに取り組んでいます。
✅ 3. 遠方からでも安心の出荷体制🚛📦🧊
椎名農園では、苗の販売時期(5月〜6月)に合わせて北海道や東北など寒冷地域への出荷にも対応しています。
遠方からのご注文にも配慮し、栽培スタートに間に合うよう出荷スケジュールの調整に努めています。
また、事業規模に応じた数量や品種構成についてご希望がある場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
📝まとめ|苗選びから収穫後の差がつく
さつま芋の販売において、「何を仕入れるか」だけでなく、「どの苗から育てるか」が非常に重要です。
椎名農園では、苗の段階から育てやすさ・品種の幅・安定供給・品質管理にこだわり、
個人事業主の皆さまが自信を持って育てられる苗をお届けしています。
仕入れをご検討の際は、ぜひ椎名農園の苗をお選びください。
📩苗に関するお問い合わせはこちら
👉 https://www.shiina-nouen.com/contact
🌐椎名農園の公式HPはこちら
👉 https://www.shiina-nouen.com/
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こんにちは。スタッフのマフです。
前回、どうやら歴史やそもそもの目的から「さつまいもは主食である」という結論が出ました。
しかしそうなると「さつまいもはおやつ?」という考えはどこからきているのでしょうか。
まぁ、やはり何といってもさつまいもの味が、甘み主体であるという点によるのかもしれません。
そもそも英語でさつまいもは『sweet potato』と、甘い食べ物であるとされています。
(コロンブスがアメリカ大陸からスペインに持ち帰った頃には
『batata』などと呼ばれていましたが、
18世紀にジャガイモ『potato』が普及するようになると、
甘くないやつ・甘いやつの区別で『sweet potato』となっていきました)
イタリア語でも『patata dolce』…ドルチェ(甘い)となります。
アメリカ料理やイタリア料理では、今日もスイーツに使われることが多いので、
デザートあるいは「おやつ」として類されることが多いのでしょう。
我が国、日本においても、
江戸中後期から明治・大正の頃は「さつまいもはおやつ」
という考えがあったように記録されています。
歌川広重による『名所江戸百景』というシリーズの絵には、
「○焼き」という看板が描かれていたりします。
これは芋1本を丸ごと焼いたもの販売していますというもので、
銀座1丁目あたりに焼きいも屋さんがあったという証拠になります。
明治時代に入ると、東京の街中に焼きいもの大店が続々と出店。
秋口から春の終わりまでの半年間は焼きいもを売り、
シーズンオフの暑い時期には、かき氷屋さんに変化して稼いでいたそうな。
しかし関東大震災で多くのお店が焼けてしまい、
その復興後には菓子パン・ビスケット・キャラメルの時代が……
そうなると今後は、今日でもお馴染みの「大学いも」が爆誕。
さらにはパフォーマンス性もある「つぼ焼き」
そして「石焼きいもの屋台」が登場。
なかなか潰れない「さつまいも商売」!!
多分こうした「おやつ」としての息の長い活躍があったからこそ、
「さつまいもはおやつである」という考えも根強いのかもしれませんね。
以上、おまけのさつまいも話でした。
こんにちは。マフです。
前回「さつまいもって、そもそも主食?おかず?おやつ?」
という問題に対し、
農林水産省のHPにも記載されている「基礎食品」という分類から、
「主食である」と答えが出そうになりました。
しかしそれだけでは、まだまだ断定材料にはなりません。
というわけで、そもそもの「さつまいも」という言葉について、調べてみます。
学研の国語辞典によると【蔓性の作物。別名カンショ。】
さらに説明分には【第二次世界大戦中はわが国の重要な食料となった】
とありました。
そうなんです、かつての戦時中では、
「農林一号」の名で食糧不足解消のために大量生産され、
来る日も来る日も食卓に上がっていたそうです。
明治・大正生まれの人たちにとっては、
紛れもなく「主食」という位置付けにあったのだと思います。
ただ、その時の反動があってか、わたしがずっといっしょに暮らしていた祖父祖母は、
戦中の経験からか「さつまいもを主食として食べたくない」「たまのおかずくらいなら…」
という考えを持っていて、それが我が家の食卓に反映されていたため、
わたしの印象では「さつまいもはおかず」という感じだったのでした。
なので、もしかしたらそういった影響を受けた家庭の食卓も多かったから、
さつまいもが主食かおかずかおやつかと、意見が分かれるのかもしれませんね。
しかしどうあれ、大別されるならば、上記の事情もあって、
どうやら「主食」という枠に入れるのが最も適当のようです。
そもそも「さつまいも」が日本全国に広まったのは、
江戸時代に徳川吉宗の命を受けた蘭学者・青木昆陽が、
続く飢饉による食糧難を打開するための救荒作物として採用したのがきっかけです。
(もちろんそれ以前にも「甘藷栽培」の記録はありますが、
幕府による本格的な普及と試作は、この時の、彼が担当者として記録されたところからによります)
救荒作物とは、すなわち「主食足りうる代用品」であり、ご飯の代わりとなるものです。
よって、結論としては、
「さつまいもは主食である」
と断定してしまっても、決して間違いとは言えないでしょう。
では「さつまいもはおやつ?」という考えはどこからきているのか。
それを次回、最後におまけとして取り上げたいと思います。
さつまいも問題③に続きます!
こんにちは。新人のマフです。
さて、わたしは今42歳で、初めて農業に挑戦しているわけですが、
これまで色々とやってきた中で、実は「教師」という経験があります。
専門は国語でしたが、理科や社会も教えていたことがあってか、
ふとある時、弊社の社長から「さつまいもって、そもそも主食?おかず?おやつ?」
という質問をいただきました。
【学校でもし生徒に聞かれたら、何と答えるか。】
おお、なるほど……これはちょっと面白い質問ですね。
自分の直感からすると、おかずかなぁとぼんやり思うのですが、
定義としてどうなのかは、改めて考えると、とても気になります!
そこで、少し調べてみると、厚生労働省による「農産物等の食品分類表」では、
「さつまいも」は「かんしょ」に分類されていました。
……えー、そのまんまじゃん!!
なんだか特殊な分類、という他はどうもわかりません。
では、昭和の頃から設定されている「基礎食品」という分類を見てみました。
すると「いも類」は第5群に入っています。
第5群は、6群と同じく「エネルギー源となるもの」の分類。
で、同じ5群の仲間に「穀類」があるので、
これを参考資料として立てるならば、
「さつまいもは主食である」と言っていいのかもしれません。
理科、というより家庭科?の観点からは、どうやら「主食」と断定できそう!
……いやしかし、それでは別の、例えば国語・社会の観点からだと、どうなるでしょうか。
なんだかちょっと面白くなってきました。
というわけで、もうちょっとだけ、深堀してみたいと思います。
次回に続きます!!